カズ之助のいろいろ

なんかいろいろ書いたり書かなかったりします

ぼくとWin7とウイルスのはなし

こんにちは。駄文マスターのカズ之助です。

今回、セキュリティキャンプ2019の応募課題を書いているときにふとウイルスと格闘したエピソードを思い出したのでつらつらと記していこうと思う。

「なんかパソコン重くない??」

これは私が中学生の頃の話だ。
いつものように2chまとめサイトや大好きなゲームの攻略サイトYouTubeやウイルスもどきを作るサイト、えっちさいとを巡回していた私だが、ふとPCの動作が重いことに気づいた。
日頃からウイルスもどきをスクリプトやバッチファイルをいじって作って遊んでいた私は「もしかしてウイルスか?」と疑った。(その読みは珍しく当たってました。)
「ウイルスならアンチウイルスソフトとかを適当に持って来ればええやろ〜」なんて楽観的かつ適当に考えていた私はこの後地獄を見ることになるとは思ってもいなかった…

アクセスできないんだが……?

「まぁ、適当なアンチウイルスソフトダウンロードしますか」と思っていた私はGoogleで「マカフィー インストール不要」とかで検索した。
しかし何故かマカフィーのサイトにアクセスできない。しかもマカフィーだけではなくノートントレンドマイクロ、更にはMicrosoftにすらアクセスできなくなっていた。
募る焦り、親が仕事から帰って来る前にウイルスを片付けなければならない。このPCは兄弟で共用のPCだ。親はあまり使うことはないが、ウイルスが入っているなんてバレたら大変だ。めちゃくちゃに怒られるに違いない。ひゃぁぁ……

勝利方法

頭を抱えて絶望していた私だが、ふとアレの存在を思い出す。
Windows XP mode
「もしかしてこれがあれば勝てるんじゃね?」そう思った私は、早速XP modeを起動した。仮想マシンがどういった仕組みで動いているのかはあまり理解していなかったが(現在も理解しているとは言い難い)、Windowsの中で別なOSを動かすことができる代物ということは理解していた。

初めてウイルスが私に負けた日

XPmodeが立ち上がったらIEを起動して先程と同じ語句で検索した。どうやらウイルスの影響は仮想マシンまでは及ばないようだ。アクセスできた瞬間安心感からか若干涙目になったことは秘密である。
ダウンロードしたマカフィーのポータブル版をなんとかしてホスト側のPCに渡さなければならない。どうする?USBメモリを使う?でも仮想マシンからUSBメモリにアクセスする方法を知らないぞ??
そこでまた頭を抱えていた私はまた閃いた。「Googleドライブを使えばいいじゃん!!」早速ドライブにアップし、ホストに戻ってダウンロードした。
無事起動でき、スキャンすると……
おびただしい量のウイルスが検出された。よくそんなんで動いてたなお前。
なんとか親にバレずにウイルスに勝利した。嬉しさと安堵が半々のよくわからない感情になったことを覚えている。

みんなはえっちなサイトばっかり見ちゃダメだぞ!!お兄さんとの約束だ!!